みなさんは献立を作るときに何を基準に考えますか?
- 冷蔵庫の残りの食材を見て考える?
- 食べる相手の好みを踏まえて考える?
- いやいや、一度にまとめて献立を考えているので毎日考える必要なし?
色々なパターンがありますが、私の場合は義母(高齢者)の好みと子どもの好き嫌いを踏まえて献立作りをします。

これがまた考えれば考えるほど難しい!!
同じ思いの方いらっしゃるでしょうか…
今回は具体的にどのような点が難しいのか、どうやったら献立作りを切り抜けられるかを考えたいと思います。
高齢者と子どもの献立作りはどのような点が大変?
食の好みが違う
我が家のばあばは比較的和食好きで、子どもは洋食好き。
娘(4歳)は典型的な野菜嫌いだし、そもそも食が細いんです。
なので子どもにはできるだけ食べてほしい気持ちもあり、現状は子ども寄りの献立で作っています。
栄養バランスを考えるのが難しい
ばあばはいわゆる高齢者なので、糖質・塩分を気にしています。
例えば、炊飯器にご飯が残っているから今夜はチャーハンでも作るか~って思う反面

糖質(ご飯)気にしてるからチャーハンじゃないほうがいいのかな…
という一抹の不安が残るんです。
そのままチャーハンを作っても食べてはくれるんですけどね。向こうもきっと私に気を遣ってくれているんでしょう…
糖質制限の献立にチャレンジしていないのですが、調味料はできるだけ減塩タイプのものを選んでいます。
献立を分けると調理の手間がかかる
だからといって献立を分けるとなると、調理の手間がかかります。
仕事や赤ちゃんのお世話もありますし、手間が増えるのは避けたいところです。
このような理由で悩ませる献立作り、なんとか解決できないものでしょうか。
解決方法① 食材を同じにして、味付けや付け合わせを変える
メインの食材を同じものにして、味付けを変えてみるというのはどうだろうか。
例:食材は鶏肉
ばあば向け(和食)→ てりやきチキン(醤油・みりん・酒)
子ども向け(洋食)→ 鶏のチーズ焼き(塩コショウ+チーズ)
食材を焼くところまでは一緒なので、調理の手間を減らすことができますね。
解決方法② 汁物を活用して、栄養バランスを整える
汁物を一品作っておけば、高齢者も子どもも栄養を取りやすくなるのではないだろうか。
具材を多くすれば、他におかず無しでも立派な食事になりますね。
例:具だくさんスープ(おかず無しで手間減)
ばあば向け(和食)→ 味噌汁
子ども向け(洋食)→ コンソメスープ
解決方法③ おかずを「アレンジしやすい形」で作る
一度に違うものを作るのが大変なので、「1品作ってアレンジする」方法を取り入れると楽になるのではないだろうか。
例:ハンバーグ
ばあば向け(和食)→ おろしポン酢ハンバーグ+小鉢(ひじき煮)
子ども向け(洋食)→ ケチャップハンバーグ+コーンスープ
同じハンバーグを作り、味付けと副菜で変化をつけることで味のバリエーションが増えて飽きずに食べられそうですね。
解決方法④ 食べやすさを考慮する(高齢者・子ども向けの配慮)
高齢者には柔らかく煮る・薄味・噛みやすい食材を選び、子どもには味がはっきりしたもの・見た目を工夫するというのも良さそうです。
例:カレー
ばあば向け → 肉はうすぎり肉を使用し、別茹でしてあと乗せにする
子ども向け → 甘口カレー+チーズトッピング
解決方法⑤ 作り置きを活用する
事前に「アレンジしやすい作り置き」をしておくと、次回の調理の負担が減りますね。
鶏そぼろ → ばあばは「3色丼」、子どもは「オムライスの具」
野菜の煮物 → ばあばは「そのまま」、子どもは「カレーやグラタンにアレンジ」
茹でたじゃがいも → ばあばは「煮物」、子どもは「ポテトサラダ」
作り置きを使うので、下味もしっかりしていて美味しくできあがりそうですね。
まとめ
今回の内容をまとめます。高齢者と子どもの難しい献立作りを解決するには…
- 食材を同じにして、味付けや付け合わせを変える
- 汁物を活用して、栄養バランスを整える
- おかずを「アレンジしやすい形」で作る
- 食べやすさを考慮する(高齢者・子ども向けの配慮)
- 作り置きを活用する
です。この方法をチャレンジして感想はまたブログに書こうと思います。
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